やっぱり右側に気をつけろ

深読みと勘違いのドドスコ批評。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

尊厳と引き換えの生活保護。「わたしは、ダニエル・ブレイク/ケン・ローチ監督」

生活保護は尊厳と引き換えなのか。この映画は徹頭徹尾そのおかしさを伝える。 「福祉の罠」という言葉がある。例えば失業中の身であれば、職を得るためには自分が健康であり能力のあることを示さなければいけない。一方で、公的な援助や補助金を支給してもら…

愛の抑制が地球を救う。―鈴木邦夫著「<愛国心>に気をつけろ!」から―

岩波ブックレット、「<愛国心>に気をつけろ!」。著者の鈴木邦夫さんは、40年以上に及ぶ自らの「愛国運動」を振り返りながら、その活動の源であるはずの「愛国心」に警鐘を鳴らす。 しかし、著者が言うまでもなく、「愛国心」や「ナショナリズム」の危険性…

ウーマンラッシュアワー・村本大輔氏の「エゴが世界を救う」

日本の夏、「終戦」の夏。お盆を迎えて、ウーマンラッシュアワーの村本氏が目立ってる。週末の「朝生」に登場した村本氏、開口一番言ったのは、「安倍総理は戦争くさい、戦争臭がプンプンする」だった。 確かにSNSなどから漏れてくる村本氏の言動は、「左翼…

松本人志に失望する人々

先週、会議室に投げ捨てられていた「週刊金曜日」に目がとまった。表紙が松本人志の大きな似顔絵だったからだ。そのイラストを挟んで右側に大きく「松本人志と共謀罪」、そして左側には、「松ちゃん、いつから変節したの?」の文字。 毎週日曜日、ワイドナシ…