やっぱり右側に気をつけろ

深読みと勘違いのドドスコ批評。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

死刑制度をめぐる驚くべき映画

NHK「時事公論」、平日の23時55分からの10分番組。昨晩は「死刑の情報公開は」の文字にザッピングの手が止まった。リモコンを持ったまましばらく解説委員の話を聞くと、この7月に死刑囚2人に死刑が執行されたという。 その執行の経緯について情報公開請求…

タケちゃん問題。

僕はタケちゃんの昔からのファンである。しかし今のテレビの中のタケちゃんを見るのはつらい。なぜなら面白いことが言えてないからだ。タケちゃんの魅力のひとつに、「そんなことテレビで言っちゃうの」ってのがあると思う。しかし今、それはウケないどころ…

広告の言葉、「愛は、声で。」。

広告の言葉はコピーとかキャッチコピーとか言いますよね。世界の広告事情は詳しくないですが、日本の広告のとりわけキャッチコピーには日本ならではの独特の文化があるように思います。例えば、かつてコピーライターとして名を馳せた糸井重里氏の有名なキャ…

「すすメトロ」に見る「ドラえもん」の新しさ。

地下鉄のホームに貼られたポスター「すすメトロ」が目立っている。「東京メトロ」の企業努力を啓蒙するポスターなのかな。「すすメトロ」。それにしても昨今の広告コミュニケーションはダジャレと昔話しかないのかいと思うけど、話はそこじゃない。 そのポス…

偶然、つまり日常を祝福する映画「パターソン」

すばらしかった。日常描写がそのままおとぎ話のように感じる不思議。バス運転手のパターソンは毎日「ほぼ」同じ生活を繰り返している。この映画はこの「ほぼ」を祝福する映画だ。 すべては偶然にすぎないかもしれない。でもその偶然は繰り返される日々の中で…